病院再編の議論やり直しを求める意見書の提案説明
6月18日、小堀議員は、日本共産党川崎市議団が提出した意見書案第8号「地域医療構想の撤回を含めた病院再編の議論のやり直しを求める意見書」について提案説明をおこないました。
小堀議員は、国は効率的な医療提供体制の構築を目的に全国424の公立・公的病院を公表してその再編統合を含む地域医療構想の検討等を都道府県に求めているが、新型コロナウイルス感染症の拡大によって医療機関における病床不足の問題が深刻化し、公表された公立・公的病院には新型コロナウイルス感染症の治療で中心的な役割を果たす感染症指定医療機関53病院も含まれていたことから、地域医療構想における公立・公的病院改革の見直しを求める声が上がっていると指摘。また、地域医療構想の推進により集中治療室がある高度急性期の病床を削減すると新型コロナウイルス感染症の拡大が再度加速した場合等に対応できなくなると指摘し、地域医療構想の撤回を含めた病院再編の議論をやり直すよう強く要望すると述べました。採決では賛成少数で否決されました。